マイクロ波が脂肪層だけを選択的に温める非手術ボディ施術
💡 ひと目でわかるポイント
・ONDAリフティングは、2.45GHzのマイクロ波で皮下脂肪層を選択的に加熱し、脂肪細胞を分解しながらセルライトを改善する非手術ボディ施術です。
・臨床研究(26名、4回施術)では、重度セルライトの割合が30%から0%に減少しました(Bennardoら、2022)。
・施術時間は1部位あたり約30~40分、麻酔不要、ダウンタイムはほぼありません。
・こんな方に:お腹・太もも・二の腕の部分痩せ、セルライト、ボディのたるみが同時に気になる方。
・ソウル・江南駅近くのDIOREクリニックでは、美容皮膚専門の医療スタッフが部位ごとの脂肪の厚さに合わせて施術を設計します。
ONDAリフティングとはどんな施術?
ONDAリフティング(ONDA Coolwaves、온다 리프팅、ONDA微波、マイクロ波ボディコントゥアリング)は、2.45GHz帯のマイクロ波エネルギーで皮下脂肪とセルライトを狙う非手術のボディ施術です。ダイエットではなかなか落ちない部分痩せ、表面が凸凹して見えるセルライト、そして脂肪が減るとともに緩んでくる肌の弾力低下までを、1台でアプローチできるのが特徴です。
「リフティング」という名前から顔の施術と誤解されがちですが、ONDAは基本的にお腹・太もも・二の腕・ヒップラインなどボディ部位を扱う機器です。脂肪吸引のような手術は負担が大きく、脂肪溶解注射よりも広い面積を均一にケアしたい方が選ばれます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 種別 | 非手術・機器によるボディ施術 |
| 作用原理 | 2.45GHzマイクロ波による脂肪層の選択的加熱 |
| 施術時間 | 1部位あたり約30~40分 |
| 麻酔 | 不要(温かい感覚が中心) |
| ダウンタイム | ほぼなし — 一時的な赤み・熱感・軽いむくみ |
| 痛み | 約2~3/10(個人差あり) |
| 効果の発現 | 4~8週から徐々に、回を重ねるほど明確に |
| 効果の持続 | コース終了後数ヶ月以上(体重・生活習慣に左右される) |
| 推奨回数 | 4週間隔で3~4回 |
| 適応 | 部分痩せ、セルライト、ボディの弾力低下 |
| 適さない方 | 妊娠・授乳中、施術部位の金属インプラント・ペースメーカー、活動性の皮膚疾患 |
仕組みと臨床根拠

表面のクーリングで表皮を守りながら、熱は皮下脂肪層だけで生まれます。
ONDAが使う2.45GHzのマイクロ波は「誘電加熱(dielectric heating)」、つまり電磁波が組織内部の分子を振動させて熱を生む現象で作用します。Coolwavesはエネルギーが皮膚表面で消費されず皮下脂肪層で集中的に吸収されるよう設計されており、ハンドピース内蔵のクーリング機構が表皮と真皮上部を同時に冷やします。そのため表皮の火傷リスクを低く押さえながら、脂肪層の温度だけを上げられます。
熱刺激を受けた脂肪細胞は細胞膜が損傷し、その後マクロファージ(体内の掃除役の細胞)が損傷した脂肪を少しずつ処理し、代謝経路で排出します。これを「代謝的脂肪分解(macrophage adipolysis)」と呼び、効果が4~8週をかけて徐々に現れる理由でもあります。
セルライトの改善は仕組みが少し違います。セルライトは、脂肪小葉が皮膚を下から押し上げる一方で、総維中隔(皮膚と筋膜をつなぐコラーゲンの束)が皮膚を下に引っ張ることで表面が凸凹する構造的な問題です。ONDAの熱はこの総維中隔を軟らかくし、真皮コラーゲンの収縮と再生を促して表面の凹凸をなだらかにします。

総維中隔が引っ張り、脂肪小葉が押し上げる構造がセルライトの原因です。
Bennardoら(2022年、Journal of Clinical Medicine)は、中等度~重度のセルライトがある女性26名に対し、臀部と太もも後面に30日間隔で4回ONDAを施行しました。3ヶ月後の追跡で重度セルライトの割合は30%から0%に減少し、ほとんど目立たない軽度の割合は9%から72%に増加しました。2024年には国際アドバイザリーボードが部位別の標準プロトコール推奨案をBioengineeringに発表しており、臨床データの蓄積が進んでいます。
こんな方におすすめ
- 体重は標準範囲なのに、お腹・腰回り・太もも内側など特定部位の脂肪が気になる方
- 太もも・臀のセルライトによる表面の凹凸が気になる方
- 脂肪吸引のような手術なしで、当日に日常に戻れる施術を希望する方
- 脂肪の減少とともに皮膚のたるみ(タイトニング)もケアしたい方
逆に、全身の体重減量が目的なら適しません。ONDAは「部分ボディメイクの施術」であって、ダイエットの代わりではありません。
施術の流れと所要時間
カウンセリングと部位のマーキングの後、専用ジェルを塗ってハンドピースでマッサージするように施術します。深い脂肪層用(ディープ)と浅い層・タイトニング用(シャロー)のハンドピースを部位に応じて使い分けます。1部位あたり約30~40分、主な感覚は温かさなので麻酔は使いません。施術直後に軽い赤みや熱感が出ることがありますが、通常は数時間で落ち着き、当日から普段の生活が可能です。
施術後のケアと注意点
- 施術後24時間はサウナや高強度の運動を避け、水分をしっかり取ってください(分解された脂肪の代謝排出を助けます)。
- 1回でも弾力の変化は感じられますが、脂肪やセルライトの改善は3~4回のコースを終えてから判断するのが正確です。
- 施術期間中に体重が大きく増えると結果が見えにくくなるため、普段の食生活を維持することが大切です。
DIOREの臨床方針
当院ではONDAを「脂肪の厚さの地図」に沿って設計します。同じお腹でも区域ごとに脂肪層の厚さや皮膚のたるみ具合が異なるため、ディープとシャローのハンドピース配分とエネルギーレベルを区域別に変えます。またONDAは体重を落とす施術ではないことをカウンセリングの最初にお伝えし、全身の減量が必要な方には施術より生活改善を先にお勧めしています。
ソウルでONDAを検討するなら
ソウルでONDA(ONDA Coolwaves)を検討する際は、正規機器を導入しているか、医療スタッフが直接施術するか、部位別のオーダーメイドプロトコールを提案してくれるかを確認すると安心です。江南駅近くのDIOREクリニック(DIORE Clinic, Seoul)では、美容皮膚専門の医療スタッフがカウンセリングから施術までを直接担当し、海外からの患者さま向けに外国語の相談窓口(LINEなど)も運営しています。
よくある質問
Q1. ONDAは何回受ければ効果が出ますか?
臨床プロトコールでは4週間隔で3~4回が標準です。1~2回目では弾力や表面のキメの変化が先に見え、脂肪の厚さの減少はコース終了後4~8週をかけてはっきりしてきます。上記の臨床研究(Bennardoら、2022)も4回施術が基準です。
Q2. ONDAと脂肪溶解注射やクール式の脂肪分解は何が違いますか?
脂肪溶解注射は薬剤を局所に注入する方法、クール式は脂肪を凍らせて破壊します。ONDAは熱(マイクロ波)で脂肪を分解しながら、同時に総維中隔や真皮コラーゲンにも作用するため、セルライトと皮膚のタイトニングまで同時に期待できる点が異なります。
Q3. ONDAの後すぐに運動やサウナは可能ですか?
軽いウォーキング程度なら当日から可能ですが、高強度の運動とサウナ・岎サウナは24時間程度控えてください。施術部位の熱感が引いた後は、普段どおりに運動していただいて問題ありません。
Q4. ソウルでONDAはどこで受けられますか?
ONDAは機器を用いる施術なので、正規機器を導入している医療機関で受ける必要があります。ソウル・江南駅のDIOREクリニックでは、美容皮膚専門の医療スタッフが脂肪の厚さと皮膚の状態を評価したうえで、部位別のプロトコールで直接施術します。海外にお住まいの場合は、来院前のオンライン相談で計画を立てられます。
まとめ
ONDAリフティングは「減らす施術」と「引き上げる施術」を一度にアプローチできる珍しいボディ機器です。ただし部分ボディメイクの施術であることは明確なので、悩みが部分痩せ・セルライトなのか、全身の体重なのかで適合性が分かれます。正確な判断は脂肪の厚さと皮膚の状態の評価から始まります。
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ℹ️ 本コンテンツは一般的な医学情報の提供を目的としており、個別の診察に代わるものではありません。施術の結果は個人の皮膚状態によって異なります。正確な診断と相談は美容皮膚専門の医療スタッフにご相談ください。
参考文献
- Bennardo L, Fusco I, Cuciti C, et al. Microwave Therapy for Cellulite: An Effective Non-Invasive Treatment. Journal of Clinical Medicine. 2022;11(3):515.
- Onda Coolwaves International Advisory Board. Microwave-Energy-Based Device for the Treatment of Cellulite and Localized Adiposity: Recommendations. Bioengineering. 2024;11(12):1249.

